はじめに|「私がやらなあかんの?」からの脱出
「就業規則?…正直、全然わからん。でも誰かがやらなあかん。」
会社のこと、従業員のこと。
いつの間にか「私がやっとくわ」が当たり前になっていませんか?
でも、就業規則だけは“やっておいてよかった”って絶対思えるものです。
このブログでは「社長の奥さんが“たった1人で事務を回す”」そんな日常を少しでも楽にするヒントをお届けしています。
結論:就業規則は「たった1枚」でいい
就業規則というと、「分厚いファイル」を想像していませんか?
でも実は、小さな会社なら「A4一枚分のルール」で十分なんです。
- 誰が何時に来て何時に帰るか
- どんな時に休んでいいか
- お給料はいつ、どうやって出すのか
- 「こんなことは困るよ」という最低限のマナー
これらを“わかりやすく言語化しておく”ことが、就業規則の目的です。
就業規則がないと何が起きる?
トラブル例 | 実際に多いケース |
---|---|
無断欠勤した人にどう対応すべきかわからない | 就業規則がないからルールが曖昧 |
助成金の申請時に「規定が必要」と言われた | 申請を断念 or 作成に時間がかかる |
有給休暇の取り方が社員ごとに違う | トラブルの元に |
「最低限だけ」でいい。これだけ押さえよう
以下の5項目を、1枚でまとめるだけで“就業規則っぽいもの”として十分です。
- 労働時間・休日・残業のルール
勤務時間 9:00〜17:00/休憩1時間/土日祝休みなど - 給与・手当・支払日
毎月25日/末締め/残業代は25%増しなど - 休暇・有給のルール
6ヶ月勤務で年10日付与、有給は前日までに申請など - マナー・禁止事項
無断遅刻・早退は禁止、備品の私用持ち出し禁止など - 退職・解雇ルール
退職希望は1ヶ月前に申出、重大なルール違反は懲戒対象など
よくある誤解|「10人未満の会社は就業規則いらない?」
法律的には“届出義務”はないけれど、
トラブル防止や助成金対策のために、作っておくメリットは大きいです。
特に助成金を使いたいなら、労務環境の整備=就業規則の提出がセットです。
すぐに使える!「A4一枚」の就業規則テンプレートをどうぞ
👇 こんな方にぴったり
✅ とりあえず形にしたい
✅ 社労士に頼む前に中身を理解したい
✅ 自分で編集したい(Word形式)
📄【無料】ダウンロードできるテンプレはこちら
➡ noteで入手
読者の声(note購入者レビュー)
- 🗣「実際に申請書類に使えました!」(3人事務の建設業)
- 🗣「“これだけでいい”と割り切れたのが助かりました」(社長の奥さん)
- 🗣「社労士に丸投げする前に読んで良かった」(飲食店オーナー)
導入テンプレの中身チラ見せ
セクション | 内容 |
---|---|
勤務時間 | 9:00〜17:00、週休2日制(基本土日祝) |
給与支払い | 毎月25日(末締め)、通勤手当支給 |
有給・休暇 | 半年経過で年10日、有給申請は1日前まで |
注意事項 | 無断欠勤/無断早退は懲戒対象 |
退職 | 退職希望は1ヶ月前に申し出ること |
次に読むべき記事|「この流れ」で効率よく整える
- 【この記事】最低限の就業規則を整える
- 補助金申請前に必ず知っておきたい3つのこと
- 応募が来る求人票の書き方とは?
まとめ|あなたの「不安」が会社の安心に変わる
難しそうに見える就業規則、まずは「1枚」から始めましょう。
大丈夫、完璧じゃなくていいんです。
“最低限だけ作る”ことが、働く人にも、あなた自身にも安心を生む第一歩です。
📎 就業規則を“とりあえず整えたい”あなたへ
この記事で紹介した内容をまとめた「Wordテンプレート+書き方ガイド(PDF)」を、noteで配布しています。
コメント