ハローワーク経由で応募が来ない…。 その原因、もしかすると「求人票の書き方」にあるかもしれません。
この記事はこんな方におすすめ
- 従業員50名以下の中小企業経営者・総務担当者
- 採用に悩む社長の奥さん・事務員の方
- ハローワークで求人を出しても応募が来ない方
ハローワーク求人票で応募が来ない理由とは?
「無料で求人が出せるから」と、なんとなく記入していませんか? ハローワーク求人票は、内容次第で応募数が大きく変わる『広告媒体』です。
☑ 事実:求人票の表現を変えただけで応募数が3倍に増えた事例も!
求人票の構成項目(全体像)
まずは求人票の基本構成を押さえましょう。ハローワーク求人票には以下のような項目があります:
- 求人事業所情報(会社名・所在地など)
- 募集内容(職種・仕事内容・雇用形態など)
- 労働条件(給与・勤務時間・休日など)
- 応募・選考情報(応募方法・必要書類など)
【テンプレあり】書き方のポイント解説
特に重要な項目とその書き方のコツをご紹介します。
① 職種名(最大28文字)
求人検索で最も目につくポイント。一般的で検索されやすい用語を使いましょう。
NG:「会社の雑用全般」
OK:「一般事務(電話・来客対応など)」
② 仕事内容
箇条書きで具体的に記載し、1日の流れや担当範囲が伝わるようにします。
【具体例】 ・電話・来客対応(1日10件ほど) ・見積作成(Excel使用) ・勤怠チェック(月末処理)
③ 勤務時間・休憩・残業
就業時間と実働時間、残業時間は正確に記載を。週の労働時間が法定を超えないよう注意。
④ 給与・賞与
基本給だけでなく手当の内訳も記載します。
【記載例】 基本給:180,000円 固定残業代:20,000円(15時間分含む) 賞与:年2回(実績2ヶ月分)
求人票でよくあるNG例
- 曖昧な表現(「やる気のある方歓迎」など)
- 実際の業務と異なる記載
- 法令違反の恐れ(労働時間・固定残業の扱いなど)
記入のヒント:ハローワーク職員に相談する
記載内容で迷ったときは、ハローワークの担当者に相談するのも一手です。
【無料配布】求人票テンプレート&記入マニュアル
中小企業向けに、実際に使える求人票テンプレート(Word形式)と書き方ガイドを無料配布中です。
まとめ:求人票は「営業ツール」
ハローワークの求人票は単なる書類ではなく、会社の魅力を伝える営業ツールです。
丁寧に・具体的に・読み手目線で書けば、無料でも十分な効果が得られます。
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